ネットワークライセンスでは、1台のサーバマシンを介して複数のクライアントマシンからPG-STEAMERをご使用いただけます。
インストールをおこなう際は、お手元に下記5点をご用意ください。
●パッケージ同封の「PG-STEAMER関連事項お知らせ」紙(バージョンアップされる方は「バージョンアップ案内書」)
●PG-STEAMER Version4.2 CDロム(バージョンアップされる方は「Version4.2.3 CDロム」)
●USBハードウェアキー (旧バージョンからバージョンアップされる方でお持ちでない方は不要)
●サーバマシン (USBキーを差し込みネットワークでライセンス管理をするWindowsパソコン)
●クライアントマシン (サーバマシンとネットワークで繋がりPG-STEAMERを実際に使用するWindowsパソコン)
※サーバ兼クライアントマシンとして、サーバマシン自体でPG-STEAMERを使用することも可能です。
インストールは、下記の流れで完了します。
(1)(OSがWindowsVistaの場合のみ)UAC制御を無効化に設定
⇒(2)ソフトウェアのインストール
⇒(3)ライセンスサーバプログラムのインストール
⇒(4)USBハードウェアキーのインストール (旧バージョンからバージョンアップされる方でお持ちでない方は不要)
⇒(5)サーバ用ライセンスファイルの申請 (旧バージョンからバージョンアップされる方でUSBキーをお持ちの方は不要)
⇒(6)サーバ用ライセンスファイルの保存と設定
⇒(7)クライアント用ライセンスファイルの発行と保存
(1)UAC制御を無効化に設定(OSがWindowsVistaの場合のみ。7、8、10の場合は設定不要。)
※WindowsVistaのサーバマシンとご使用されるすべてのWindowsVistaのクライアントマシンに同じ手順をおこないます。
WindowsVistaの「ユーザアカウント制御(UAC)機能」は、サーバとクライアントマシン間の
ネットワークライセンス認証を遮断してしまうので、これを「無効」に設定する必要があります。
Windowsの「スタートメニュー」⇒「コントロールパネル」⇒「ユーザアカウント」をクリック。
「ユーザアカウント制御の有効化または無効化」をクリック。
「ユーザアカウント制御(UAC)を使ってコンピュータの保護に役立たせる」のチェックを外し、「OK」を押すと自動で再起動します。
(2)ソフトウェアのインストール
※サーバマシンとご使用されるすべてのクライアントマシンに同じ手順をおこないます。
1.”PG-STEAMER VERSION4.2 CDロム”を”Windowsパソコン”にセットします。
自動でインストーラーが立ち上がりますので、 "Install PG-STEAMER4.2" をクリックしてください。
(自動で立ち上がらない場合、「マイコンピュータ」からCDを開き、フォルダ内のAutoRun.exe をダブルクリックしてください。)
2.インストールウィザードが起動しますので、[Next >]ボタンをクリックして次へ進みます。
3.ライセンスの同意書が表示されますので、[Yes]ボタンをクリックしてください。
4.インストール先を選択します。そのままですと「C:\Pixoneer\PG-STEAMER4.2」フォルダへインストールされます。
もし別の場所にインストールする場合は、[Browse]ボタンからインストール先を指定してください。
その場合の保存先は必ず英数字のみのフォルダパスをご指定ください。途中に日本語名のフォルダパスがあると不具合が
生じる可能性があります。「C:\アプリケーション\Pixoneer\」など避けてください。
[Next >]ボタンをクリックします。
5.お好みの言語を選択します。[English]を推奨します。[Next >]ボタンをクリックします。
6.そのままの[Typical]タイプを選択したまま[Next >]ボタンをクリックします。
自動的にインストールが始まります。
7.インストールが完了すると下記画面となります。[Finish]ボタンをクリックしてウィザードを終了します。
(3)ライセンスサーバプログラムのインストール
1.先ほどのインストーラーから、 "Install License Server" をクリックしてください。
2.インストールウィザードが起動しますので、[Next >]ボタンをクリックして次へ進みます。
3.インストール先を選択します。そのままですと「C:\Pixoneer\License Server」フォルダへインストールされます。
もし別の場所にインストールする場合は、[Browse]ボタンからインストール先を指定してください。
その場合の保存先は必ず英数字のみのフォルダパスをご指定ください。途中に日本語名のフォルダパスがあると不具合が
生じる可能性があります。「C:\アプリケーション\Pixoneer\」など避けてください。
よろしければ、[Install]ボタンをクリックします。
自動的にインストールが始まります。
4.インストールが完了すると下記画面となります。[Finish]ボタンをクリックしてウィザードを終了します。
(4)USBハードウェアキーのインストール (旧バージョンからバージョンアップされる方でお持ちでない方は不要)
CDロムをパソコンにセットしたままで、付属のUSBキーをコンピュータのUSBポートに差し込みます。
画面左下に"新しいハードウェアが見つかりました" というメッセージが現れます。
その後、自動で"新しいハードウェアの検出ウィザード"が立ち上がります。
(もし下記のウィザードページが表示されない場合は、無視して下記の作業3に進んでください。)
"いいえ、今回は接続しません" を選択し、"次へ" をクリックしてください。
インストール方法を "一覧または特定の場所からインストールする(詳細)" に切り替えて、[次へ(N)] ボタンをクリック。
検索とインストールのオプションとして "次の場所で最適のドライバを検索する" に切り替え、
"リムーバブルメディア" をチェックして[次へ(N)]ボタンをクリックすると自動的にドライバファイルを探し出します。
デバイスドライバが Windows ロゴテストに合格していない旨のメッセージが現れますが [続行(C)] ボタンをクリックします。
ファイルが必要と問われますので、 [参照] ボタンからCDロム内の"USB Key Driver"フォルダを開き、
"PGKey.sys"を選択し[開く] ボタンをクリックし、続いて[OK] ボタンをクリックします。
インストールが行われます。
インストールが終了しましたら、[完了] ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
インストールが完了すると、画面左下に"新しいハードウェアがインストールされ、使用準備ができました。"とメッセージが出ます。
※今後USBキーを差し込んでPG-STEAMERを使用できるのは、このUSBポートに限られます。
同じパソコンの別のUSBポートでもUSBキーを差し込んで使用される場合は、
そのUSBポートにも同様にUSBハードウェアキーをインストールしておく必要がございます。
(5)サーバ用ライセンスファイルの申請 (旧バージョンからバージョンアップされる方でUSBキーをお持ちの方は不要)
御手数ですが、以下のお客様情報を弊社(info@bizworks.co.jp)までメール送信いただけますでしょうか。
その情報もとにお客様登録をおこない、後日サーバ用ライセンスファイルをお届けいたします。
メール送信いただくお客様情報項目
●ユーザナンバー:(例. 5007-040319-1 )
パッケージ内の「PG-STEAMER 関連事項お知らせ」紙、または「バージョンアップ案内書」紙に明記されております。
●担当者名:(例. ビズ 太郎)
●組織名:(例. ビズワークス)
●電話番号:(例. 03-3456-7890)
●FAX:(例. 03-5432-7890)
●電子メール:(例. taro@bizworks.co.jp)
●郵便番号:(例. 123-4567)
●住所:(例. 東京都千代田区○○町△△番地)
●HOST ID:(例. 00-08-OD-23-C1-XX 12桁の英数字)
確認方法は、USBハードウェアキーをサーバマシンに挿した状態で、Windowsスタートメニュー>すべてのプログラム メニュー>
Pixoneer PG-STEAMER4.2 メニュー>Pixoneer Hardware ID Informationメニューから以下の画面を開きます。
Checkボタンを押して"Type"欄に"USB"と表記されている方の"ID"(12桁の英数字)をお知らせください。
. ↓↓↓
以上の項目を info@bizworks.co.jp 宛へ送信!
数日以内に、ご明記いただいたメールアドレスにサーバ用ライセンスファイルをお送りいたします。
(6)サーバ用ライセンスファイルの保存と設定
弊社から”サーバ用ライセンスファイル”が届きましたら、サーバマシンに保存します。
1.サーバ用ライセンスの保存
弊社からメールでお届けした”サーバ用ライセンスファイル”を、
前項(3)でインストール済みのサーバプログラムのインストール先、〜\Pixoneer\License Server\licenseフォルダ内に、
license.dat というファイル名で保存してください。(古いライセンスがある場合は上書き保存。)
2.サーバマシンからのネットワーク設定
次に、同じくサーバプログラムのインストール先、 〜\Pixoneer\License Server\binフォルダ内の、
PGLicenseSvr.exe をダブルクリックしてください
Pixoneer Geomatics License Serverダイアログが立ち上がりますと、サーバマシンの設定完了です。
現在のネットワーク利用状況が確認でき、×印から閉じることができます。
以降、左下のウィンドウズシステムトレイにライセンスサーバアイコンが常駐し、PG-STEAMERを利用できる状態となります。
こちらをダブルクリックすると利用中のクライアントマシン情報や使用可能ライセンス数などが確認できます。
常駐したアイコンを右クリックしてEXITを選択したり、サーバマシンをシャットダウンすると、
ライセンスサーバアイコンの常駐が解除され、すべてのマシンからPG-STEAMERを利用できない状態となります。
再び利用する場合は、再び〜\Pixoneer\License Server\binフォルダ内のPGLicenseSvr.exeをダブルクリックし、
常駐し直してください。〔*サーバマシンをシャットダウンする場合、再び起動する度にこの作業をおこなう必要があります。〕
以上で、サーバマシンの設定は完了です。
(7)クライアント用ライセンスファイルの発行と保存
ネットワークライセンスでは、サーバ用とクライアント用の2種類のライセンスファイルが必要です。
サーバ用ライセンスファイルは、前項(6)の通り弊社から送られてきますが、
クライアント用ライセンスファイルは、お客様のサーバマシンのIPアドレスに基づいてお客様ご自身で発行いただきます。
(後々IPアドレスが変更された場合も、ご自身で再発行いただけるので弊社への申請の手間はありません。)
1.クライアント用ライセンスファイルの発行方法
Windowsスタートメニュー>プログラム メニュー>Pixoneer PG-STEAMER4.2 メニュー>
Pixoneer License Generator for Network Clientメニューから、下記画面を表示します。
Sever IP Address欄にサーバマシンのIPアドレスを入力し、Sever Port Number欄に9000と入力します。
「・・・」ボタンから、ファイル名を「license」として発行先を指定し、「Generate」ボタンを押すと発行されます。
2.クライアント用ライセンスファイルの保存
インストール先の〜\Pixoneer\PG-STEAMER4.2\license フォルダ内に、license.dat というファイル名で保存してください。
(古いライセンスがある場合は上書き保存。)
以上で、ネットワークライセンスの設定はすべて終了です。
デスクトップにある「PG-STEAMER 4.2」アイコンから、ご利用いただけます。
2014.4.3 改定
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